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2015年11月09日

汚れを取り除く上で4つの要素、そしてもう1つの要素とは?

油や水アカ汚れを落とす時に必要な重要な4つの要素〈洗剤・熱・摩擦力・時間〉が必要です。この4つを使い分けてプロは汚れを落します。実はこの4つの要素の他にもう1つ欠かせない要素。もう1つの要素とは何でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼汚れを落とす時の重要な4つの要素

今回のブログテーマは

汚れを落とす上で重要な4つの要素
それは、<洗剤・熱・摩擦力・時間>です

そして、それぞれのバランスと
その状況毎にそれぞれの比率を

使い分けすることが重要です。

 

この4つの要素は、英単語の

頭の頭文字をとった
CHAT(チャット)理論
といいます。

 

hemical(ケミカル):洗剤
eat(ヒート):
gitation(アジテーション)
摩擦力

 

ime(タイム):時間

 

の各単語の英単語の頭文字をつなげると
CHAT、になります。

 

(細かい部分をツッコむと摩擦力を示す
ゴシゴシ擦る英単語は

agitationではなく
正確には、scrubやrub hard だったり
業務用洗剤を示す言葉は、
commercial detergentですが
ここでは、あまり深くツッコまず
チャット理論、という理屈を
説明するための言葉なのね、
程度で流して下さい (^_^;))

 

汚れと一口にいっても、
汚れの成分、形状

付着してからの経過時間、

油分を含んでるのか?含んでないのか?
etc・・・
取り上げれば多岐に渡ります。

 

その汚れを対象物から
極力傷をつけずにダメージを
最小限に留め取り除くために
このCHAT理論が
非常に重要になってきます。

では洗剤、・熱・摩擦力・時間
それぞれ働きを簡単に解説すると

 

洗剤
洗剤に含まれる界面活性剤分子の働き
(浸透・乳化・分散・可溶化・
起泡・再汚染防止の各作用)
によって対象物から汚れを取り除く。

 

熱  
水温が上昇すると比例して
洗浄力が向上する。
水温が上昇することで
界面活性剤分子の働きが活発化する

 

摩擦力
人の手や専用の機械の物理的な擦る
摩擦力によって汚れをかき落とす

 

時間  
洗剤が汚れに分解、浸透させる
ために必要となる時間

 

となります。

 

このそれぞれの要素が
気温(室温)、汚れが付着後の
経過時間、汚れ成分などにより
使い分けされたり
比率が変化したりします。

 

例えば、今このブログを更新中の

2月の寒い季節なら
熱の水温を上げてみたり、
時間を少し長めにしてみたり
と色々試みて行ないます。

 

この4要素を円グラフにして
単純に考えると
4要素の合計100%、
それぞれを25%。
この25%の比率の
熱を25%から

→ 40%に増やしみたら
逆に摩擦力の25%を

→ 10%に減らしてみたりと
いうことです。

 

ここまで良いでしょうか?
前置きが少々長くなりましたが
いよいよ本題に入りましょう。
4要素+あと1つの欠かせない
重要な要素のことですね。

 

 

▼対象物から汚れを削り取る力

それがScrape(スクレイプ)

上のCHAT理論の4つの要素だけで
全ての汚れを全て落とせとしたら、
ハウスクリーニング屋さんや
清掃の仕事をする私たちは
今よりさぞや仕事や作業が
楽になることでしょうか。

 

色々な書籍上での知識を知りかじって
実践での様々な現場経験が浅かった
かつて私もそう信じ込んでいました。

 

レンジフードやキッチン回りの
油汚れだけみても
洗剤・熱・摩擦力・時間だけでは
とても太刀打ちできない、
対応出来ないという現実が
ある時を境に分かってきました。

 

それは、汚れを削り落とす

という要素です。

 

(これは、プロのお掃除会社

業者さんが日常的に無意識に

現場で行なっていることですが
お客様や第三者へ体系的に文章化して
言葉で分かりやすく説明している方
若しくは実践している方は、
限りなく少ないようです。

ハウスクリーニングや
他社のホームページを閲覧しても
CHAT理論や削り落とす要素に
触れているものは
殆ど見かけたことがありません)

 

では、4つの要素に加えて
汚れを削り落とす力、削る力の
要素がなぜ重要なのでしょうか?

 

 

▼屋内の数多くの汚れは

厚みのある層を為している

例えやすい説明するために
レンジフードについた
油汚れを例にあげましょう。
イラストなど図解ではなく
文字での説明になって
分かりずらいのが
大変申し訳ないですが・・・

 

皆さんがお使いになっている
レンジフードの中には
必ず排煙を外へ廃棄するための
シロッコファンという
部品が回転しています。

 

ガスコンロの上にフライパンや

行平鍋などをおいて料理時に
必ずレンジフードの電源ボタンを押し
強弱などのボタンを押すと
→シロッコファンのモーターが
作動してファンが回転することで
→排煙を外へ出してくれます。

 

そのファンの羽根の裏側や
フィルターに油汚れが付着します。
その油汚れが付着した量が
多ければ多いほど
経過した時間が
長ければ長いほど
その汚れは、厚みを持った層に

変化していきます。

 

例えるならば

洋菓子のミルフィーユのような
層になっていきます。
その層の汚れの表面は
デコボコ凹凸の起伏があり
なだらかでも平面でもありません。
厚みを増した氷に
高温の熱湯をかけても
簡単に溶けだしてくれません。

 

それと同様に
厚みのある層の油汚れに
幾ら濃度の濃い洗剤や
高温の熱湯をかけても

溶け出さないのです。

 

汚れの表面張力と
界面張力を下げて
お湯や洗剤が染み込みやすく
させるためには
対象物から汚れを(物理的に)

削り落とす力
Scrape(スクレイプ)が必要

になります。

 

そのため、
現場で実践的な
クリーニングのやり方を考えると
どうしても汚れを削り落とす要素が
必要不可欠になるといえるのです。

 

仮に汚れを一切削り落とさずに
ご説明してきた
4つの要素だけで落そうとすると
キレイに仕上げるまでには、
とてつもなく時間がかかることは
間違いありません。

 

お客様から
『レンジフードやお風呂場の掃除なんて
1時間位で、カンタンに終わると

思ってたけど、違いのね!』
とのご感想を耳にします。
(まぁ、そうカンタンに落ちるならば
お金を払ってハウスクリーニング会社へ

依頼する必要はありませんよね)

 

汚れを落とすために
何故ある程度の時間がかかるのでしょう?
の理由の1つにガンコな蓄積した
油汚れの層を削り落として
汚れに専用の洗剤が浸透し易くするため
ということ理由があります。

 

「でもさぁ、擦る摩擦力と削るのは、
同じことじゃないの?」と
お考えになる方もおられる

かもしれません。

 

が、私は異なる要素だと考えます。
というのも、
擦るというのは
→ 対象物から汚れを擦る(する)

摩擦の力を指して、
削るというのは
→ 対象物から汚れをそぎ落とす力を

指します。

 

擦る動きと削り落す動きは
力の使い方も運動の仕方も

異なってきます。
以上の理由から

別の要素と位置づけしました。

 

 

▼5つの要素<洗剤・熱・摩擦力・

時間・削る力>を使い分けと

バランスが汚れを除去する最大の肝
ここまでのまとめです。
汚れを取り除く要素は
<洗剤・熱・摩擦力・時間・削る力>

必要で、それぞれの役割のバランスが肝
といえます。

 

この削る力は、
汚れを落とす状況によって

使い方が変わってきます。
温度が冷え切った油汚れを
いきなり削ると当然対象物に
キズや損傷を与えるリスクが増えます。
削る前にお湯の熱や
洗剤の界面活性剤の分子の働きで
汚れを緩ませてから

削ぎ落した方が対象物を

キズから守れて時短になります。

 

以上、汚れを取り除くクリーニングは
色々な要素の割合を使って
作業をしているんだな程度に

ご理解を頂ければ幸いです。

 

 

 

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代表 山下 晴重
やました はるしげ

皆さま、初めまして。
当社オフィスねこの手の
代表 山下晴重と申します。
よろしくお願いいたします。

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